経済産業省 令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業 第1回 ヘルプタブレット(仮称)商品化に向けた意見交換会
株式会社LIMNO(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役社長:木村裕一)は、経済産業省 「令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業 認知症当事者参画型開発」として『第1回 ヘルプタブレット(仮称)商品化に向けた意見交換会』を2023年11月14日に実施しました。
「認知症当事者参画型開発」とは、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる「共生」社会の実現を目指し、認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり、認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行うプロジェクトです。
※当社の「認知症当時者参画型開発 実践事業」について→https://www.limno.co.jp/news/3268/
■「第1回 ヘルプタブレット商品化に向けた意見交換会」の様子
当日は、認知症のご本人(5名)、鳥取市、各地域包括支援センター、株式会社日本総合研究所、ノックオンザドア株式会社、株式会社芸術造形研究所、クリニカルアート鳥ト雲など多くの関係者の方々に参加いただきました。
参加者の方々と昼食を取りながら、認知症の症状に関してや、日常生活でのお困りごとについてざっくばらんにお話を聞き、その後、昨年から取り組んでいる認知症ご本人ミーティングの際にいただいたご意見を反映したタブレットを使用してもらい、感想や改善点などをいただきました。
【デジタル芸術の体験の様子】
【所有物位置検索の体験様子】
和気あいあいとお話しながら絵を描かいてお互いに共有しあうなど、タブレットのサポート機能を使うことで、自分でできることが増えて嬉しそうなご様子でした。また、「このようにしたらもっと使いやすくなる」といった改善点もご指摘していただき、次回の意見交換会に向けて、今回いただいたご意見を製品開発に反映させ、認知症の方のそれぞれのニーズに沿った、自分らしく生きるための解決策をご提供していきます。
[次回予定] 「第2回 意見交換会」 来年1月
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社LIMNO 経営企画部
TEL : 0857-21-2047
E-mail : otoiawase1@limno.co.jp
URL : https://www.limno.co.jp